生活習慣病とは?
数年前まで中高年がよくかかる病気として「成人病」と呼ばれていましたが、子供の成人病が年々増加傾向にあり、年齢だけではなく日常生活の様々な部分に原因があるため、「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。
生活習慣病にはいろいろな症状と疾患が含まれますが、高脂血症、糖尿病高血圧症はもちろん、悪性腫瘍、脳卒中、肝臓病、腎臓病、骨粗しょう症なども生活習慣病に入ります。特に高脂血症、糖尿病、高血圧症はサイレントキラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれ、自覚症状がでにくいため放置される場合が多く、動脈硬化や心疾患の原因にもなります。
生活習慣病の種類
生活習慣病には、肥満、肝硬変、肺気腫、糖尿病、脳卒中、心臓病、高脂血症、高血圧、高血糖、十二指腸潰瘍や各種癌などがあります。
生活習慣病は早期発見・早期治療が重要になりますので、一度当院にご来院下さい。
メタボリックシンドロームについて
生活習慣病のうち、肥満を背景に、軽症でも高脂血症、高血圧、高血糖のいずれか2つ以上が重複しているものは脳卒中、心筋梗塞などの心血管系病変の発症のリスクが高いことからメタボリックシンドロームとして注目されています。高カロリー、高脂肪の食事と運動不足・喫煙など生活習慣の乱れが主な原因です。
血圧や血糖値が高めで、お腹が出てきたという人は、メタボリックシンドロームの可能性があります。
生活習慣病の治療
生活習慣病はその名の通り、毎日の生活習慣が原因ですので薬を飲んでいただくのと平行して、生活習慣を見直してもらうことから始めます。
見直す生活習慣としては
【1】バランスのよい食事
【2】適度な運動
【3】ストレスをためない
【4】禁煙、過度のアルコールを控える
の4つがあげられます。生活習慣病というと、一生薬を飲み続けなければならない病気と考えておられる方が多いですが、生活習慣を見直していけばほとんどの方が薬を飲まなくてもよくなります。ただし、治ったからといって不規則な生活をすればまた薬を飲まなければいけなくなりますので、規則正しい生活を続けるのが一番の治療です。
骨粗鬆症・骨密度測定
当院では、最新鋭の骨密度測定装置GEヘルスケア製PRODIGY Cを設置し、骨粗しょう症の予防、診断及び治療に取り組んでいます。
骨密度測定検査について
◆骨折すると膨大な苦痛を強いられる頚椎部、大腿骨部の骨密度を直接測定することができます。
◆測定は約10分以内で、痛みもありません。
お気軽に当院スタッフまでお申し付けください。

EDになる原因について
機能性ED
- 過去の性交の失敗などからくる不安、緊張
- 仕事でのストレス、疲労からくる疲れ
- 夫婦間のトラブル、子作りなどによるプレッシャーが原因の義務的な性交
- 抗うつ剤や抗精神薬の副作用
器質性ED
- 外傷による下半身不随など
- 陰茎の奇形など
- 陰茎海綿体への血流量の低下
- 男性ホルモンの分泌低下(加齢によるもの)や不足
- 降圧剤薬などの副作用
EDの治療について
EDについて専門医に相談するということは、効果的な治療を受ける確率が高くなることを意味します。病歴や健康状態、もちろんEDを含む全てのことを医師に伝えなければなりません。
EDの原因は、他の病気や薬の副作用はもちろん、精神的に不安定な状態やストレスも大きく関係します。医師に相談する場合は、全てのことを話すことがとても大切です。
また、自分が今の状態をどう考え、これからどうなりたいかを医師と話し合うことが非常に重要です。 性の問題を他人に相談するのは尻込みしがちですが、医師に対してならば問題はありません。なぜなら医師は、性生活が皆さんの健康に欠かせない重要な一部分であることをよく知っているからです。
医師に相談し、アドバイスを受けるだけで気が楽になり、EDが回復に向かう場合もあります。しかし、治療方法について理解が出来ない場合や不満がある場合は、納得のいくまで質問をし、説明を聞いて下さい。また、セカンドオピニオン(複数の医師に診察してもらうこと)も非常に大切なことです。その上で、自分で納得できる、ライフスタイルに合った治療方法を選択するべきです。
経口薬治療
当院ではED治療薬として、バイアグラ50mg、レビトラ10mg及び20mg、シアリス10mg及び20mgを処方しています。
経口薬による治療は、薬の安全性や効果が高いこと、簡便に利用できることなどの理由により、今日では多くの方に選択されています。しかしながら、正しく服用しなければ十分な効果を得られず、また一部併用してはいけない薬もあり、基礎疾患や既往症などによって服用を禁止される場合もあります。そのため、バイアグラ、レビトラ、シアリスは指定医薬品、要指示医薬品となっており、医師の処方が必要となっています。
当院ではこれらの事情を踏まえ、安心してED治療薬を使用いただけるように、医師や看護師によってED治療薬の詳しい説明を行っています。薬に対する疑問や不安、実際に使用した結果などをお聞きし、納得してご使用いただける体制をとっております。
AGAの原因について
AGAは男性ホルモンの影響で起こるといわれています。
男性ホルモンのテストステロンが変換酵素の働きで、ジヒドロテストステロンというホルモンに変換、その変換されたホルモンが頭頂部の毛乳頭細胞へ影響を及ぼし、結果発育途中の毛であってもその発毛と育毛の働きを止めてしまうからです。
AGAの治療について
薄毛には治療薬が存在するのです!それはAGA治療薬プロペシア。
プロペシアはもともと前立腺肥大症の治療薬でしたが、この薬を飲んだ患者が次第に発毛する様子をみて、その効果から発毛への効果研究がなされ、副作用も少ないことからAGA治療薬として海外で認可された治療薬です。日本では2005年12月より万有製薬から国内発売され医師の処方箋があればだれにでも購入することができるようになったのです。